2010年2月12日金曜日

咽喉頭異常感

耳鼻咽喉科領域の不定愁訴のなかで、のどに関係するもので多いのは咽喉頭の異常感でしょう。
異常感は咽頭や喉頭に診察の範囲で認められない変化がないのに、咽頭や喉頭に症状が現れるのもです。具体的には、痛みや異物感です。ほとんどの方は食事時にはその症状を感じていません。何もしていないときに”かたつば飲み”をした時に感じることが多いようです。また、首を触る時に感じる方もいます。

この感覚は3つの要素が絡まって生じるといわれています。
①局所の要因:風邪などで軽度の炎症がある
②全身的な要因:内的要因で他の領域に病気がある。薬を服用している。
③精神的な要因:最も重要な要素です。誰でも症状が出た時に”なんだろう?”から始まると思いますが、その症状に拘ったり、がんなどの心配が先にたつと症状は持続します。また、持続することが心配を募らせ悪循環に陥ります。

耳鼻咽喉科医は診察により局所的要因がないことを説明することが出来ます。さらに異常感であることを的確に伝え、全身的要因や精神的要因の説明をします。それにより多くの方は安心して帰られますが、中には薬物治療が必要な方もおられます。

このような症状でお困りの方は気軽に相談されることを勧めます。

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